アラハラスヤッホ


  • メンバー数

    6

  • 公開日

    2022年11月08日

  • 場所

    静岡県伊豆市

  • コイン

    YAFO

  • コミュニティの紹介

  • コミュニティの詳細

このページでは、アラハラスヤッホが提供している、会員制の自然享受権を紹介します。 https://alaharasu-yafo.com/service/(こちらのページでは、Q&Aなどより細かい情報を掲載していますので、あわせてご覧ください)

自然享受権?

自然享受権というのは、北欧で200年ほど前から浸透している考え方なんですけど(もっと前かも)、全ての人はその土地の所有者や土地自体に損害を与えない範囲において、自然を享受する権利を持っているとする考え方です。誰でも散策したり、キャンプしたり、ベリーを摘んだりできます。スウェーデンではその権利を使って、広範囲の森林をairbnbとして提供して話題になりました。

課題感

日本では、山に近づけば近づくほど、自然とのせめぎ合いの中に暮らしがあります。管理していない土地は、あっという間に森に飲み込まれてしまう。日本の森にはそんな強さがあります。日本の里山の美しさは、そんな自然との終わりのない関係性によって育まれてきました。 時代の変化とともに、私たちはそんな自然に意味や価値を見いだせなくなりました。かつて「里山」として暮らしにさまざまな資源を提供していた山々も、今ではほとんど人が入らなくなりました。人が立ち入らなくなった山は、人々の暮らしを侵食し、動物を寄せ付け、時には災害を引き起こして人に被害を与える「厄介な土地」になっています。 私たちが今行っている県や国が補助する森林整備は、人が入らなくなり発生した「厄介な土地」という問題を改善する目的があります。放置された山は災害を起こす可能性を高めるからです。

その「厄介な土地」に日々足を踏み入れていると、決して同じではない無数の素材や空間に美や意味を見出している自分に気づきました。山の素材や空間のように、意味の定まっていないものは、自由に意味を見出す余白を持っています。私は放置されている山々を「意味から解放された土地」としてポジティブな捉えるようになりました。 意味から解放された山は、個々人が自由に意味や価値を見出して楽しむ余白が生まれたのです。私は宗教や文化、多くの芸術、発見がその余白から生まれたのではないだろうか?と考えています。

具体的には?

アラハラスヤッホが所有する山林で、会員制の自然享受権を提供します。 場所は静岡県伊豆市。所有・管理する山林は全部で5ha程度ですが、その内の管理している2haを試験的に運用します。 (来年周辺の山を取り込み少し広くなる予定) 「人の入った跡を残さない」 「火事や怪我に気を付ける」 「チェンソーなどの動力は基本NG」 「お互いを尊重する」 という決まりを守ることで、会員は区域内の山で「散策」「キャンプ」「素材調達」など自由な活動ができます。 山は湯ヶ島の豊かな自然の中に位置しており、山に沿って川が流れています。川はとてもきれいで、私たちはよくテントサウナを行ったり水浴びをして楽しんでいます。車のアクセスもよく、車を停めて平らな道を歩いて2分ほどで敷地に入ることができます。 また、すぐそばには日帰り温泉があります。トイレはありません。事前に済ませるなどそれぞれで対策をお願いします。

自然享受権に参加したら、一度は必ず山との付き合い方や、基本的な考え方などのレクチャーに参加していただきます。(有料の予定です) レクチャーを受けた後は自由に山に来ることができます。 何か建物を建てたり、占有することは原則できないですが、それ以外のことは特に制限をしていません。 イベントや講演会などビジネス利用することも可能です。コミュニティを作ってもいいし、コミュニティに属さずひとりでぶらぶらしても何も問題ありません。僕も一人のユーザーとして、何か作ったりイベントを開催しようと思っています。 伐採や直火での焚き火は認定制度、かつ事前申請が必要です。 いろんなことが手探りなので、一緒に考えてくれる方が来てくれたら嬉しいです。

資金の使い道

1、山の受け入れ資金 林業を通して、信頼関係を築いた山主さんたちの多くは、山を所有していることに困っています。価値を見出せないし手放したいけど、先祖から受け継いだし昔は遊んだりした記憶もあるし、簡単に手放したくない。手放したくても自治体を含めて受け入れる先がない。 僕はこれが山林の一番大きな問題だと感じています。 この資金を使って、少しずつ山を受け入れていきたいと考えています。場所は伊豆市に限ろうとは思っていませんが、まずは伊豆でバチカン市国の40haくらいは超えたいですね。 2、地域課題の解決 山に人が入らないため、木々が大きくなり人と山の境界が問題になっています。全額ではないですが、地域の方の家のそばまで迫った木々を切って暮らしを守る活動に、少し当てれればと考えています。それによって地域との信頼関係が深まり、自然享受権の活動がしやすくなるとも考えています。

3、運営資金 山の固定資産税などの税金、人件費、レクチャーや安全対策などの費用、会計や会員システムなどのシステム利用費など。

目標

・伊豆でバチカン市国の面積を超えて(40haくらい)、 他の地域や国でも似た試みが行われるか、アラハラスヤッホが運営する、そして会員が1万人を超えるところまでが一つの目標です。 また、この試みは「一つの場所を多層なレイヤーで共有する、公共空間の実験」と捉えています。そういう意味で、山だけでなく、都市部の空き地なども取得して同じルールで運用してみたいと思っています。

こんなことやってるよ

どんな形で使っているかはアラハラスヤッホのホームページも参考にしてください。 https://alaharasu-yafo.com

環境音を録ったり

色々作ったり

サウナやったり

参加する前に、こちらの同意書を確認、同意のうえ参加ボタンを押してください。 https://alaharasu-yafo.com/sanka-douisho/

コミュニティの詳細情報

コミュニティの概要

静岡県伊豆市に所有する山林を使って、会員制の自然享受権を提供します。 アラハラスヤッホは、人が山に入る理由を作る会社です。 今は森林整備のために、5名のメンバーで伊豆の山に入っています。

オーナー情報

taishi

協定中のコミュニティ


やまろくむら

  • メンバー数

    8人

  • 場所

    静岡県静岡市清水区蒲原3丁目19-28 志田邸奥の旧醤油蔵

場所

静岡県伊豆市

行き方

静岡県伊豆市の山林(具体的な場所は参加後にお伝えします。)

参加する

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