ふるえる書庫


  • メンバー数

    60

  • 公開日

    2022年11月12日

  • 場所

    大阪府池田市古江町

  • コイン

    PAGE

  • コミュニティの紹介

  • コミュニティの詳細

お坊さんが開く、みんなの書庫。

はじめまして、浄土真宗本願寺派如来寺の副住職をしている釈大智と申します。 突然ですが、「書庫」を作りました。 如来寺がある大阪の古江町という地域は、山川と田畑に囲まれた自然豊かな小さなムラです。 この場所にお寺が建てられて360年、如来寺は浄土真宗の寺院として、地域コミュニティの紐帯を担ってきました。これまでも、そしてこれからも、如来寺は多くの方々にとって聴聞と安らぎの場でありたいと思っています。 この度、そんなお寺の隣に、ご門徒さんからいただいたご縁で新たな場を開くことになりました。 それが「古江町のふるえる書庫」。 ご門徒さんが住んでいた空き家を改装して、誰でも利用できる、ちょっと変わった書庫です。

【古江町の風景】

3万冊の本×空き家

うちのお寺には、住職の蔵書が大量にありました。 この前ざっと数えてみたら、その数およそ3万冊。 ちょっとした図書館ぐらいの量がある、、。 それも日々数が増えていく一方で、整理も収納も追いつかない有様。 「これはなんとかしないと、お寺が本で埋め尽くされる、、!」という焦燥感と、その一方で「大量にある本を公共財として活用したい」という思いも抱えておりました。 そんなことを考えていたときに、お寺の横に住んでおられたご門徒さんが、「もしよかったら空き家になるうちをお寺で活用してください」とおっしゃっていただいたのが、この「ふるえる書庫」プロジェクトの始まりです。

【縁側が気持ちいい】

【一階スペース】

【二階スペース】

「ふるえる書庫」という名前に込めた想い

この書庫は、蔵書のほとんどが古今東西の宗教に関係する本です。 なかなか他の図書館にもないようなラインナップが揃っています。 宗教が持つ重要な機能の一つは、社会の価値規範や常識を相対化し、自分自身のあり方を改めて問い直すということ。書庫で新たな”知”と出会い、集まる”人”と交流することで、自分自身の枠組みが揺さぶられる。そんな「ふるえる体験」が生まれる場所にしたいという想いから、「ふるえる書庫」という名前をつけました。 さらに、「ふるえる書庫」は本を借りるだけでなく、自分の本棚を作ったり、訪れた人が料理をふるまったり、自分の得意を”ふるえる”場でもあります。 主客入り乱れる、これまでになかったおもろい書庫にしていきたい! (ちなみに、古江町だから"ふるえ”る書庫というダジャレでもあります。笑)

メンバーシップについて

「ふるえる書庫」はみんなで作るコミュニティ型の書庫を目指します。 本の貸し出しや閲覧などといった基本的な利用は無料です。 ただ、お寺の新たな場づくりを、お坊さんたちの新たな取り組みを、何より本好きの人が本に囲まれてゆっくりと過ごせる場所を育むために、「ちょっと応援してみようかな」と思っていただける方は、ぜひメンバーシップに参加してもらえると嬉しいです! メンバーシップに参加していただいた方には、 より交流を深めていけるように、以下の特典を用意しております。 【ふるえるメンバー】 ・メンバー交流会 ・ふるえる書庫のニュースレター(コラム・増えた本・おすすめ本・イベントの情報など) ・如来寺住職・釋徹宗による動画配信(5~10分程度の歎異抄講座、対談動画など) *その他にも寺報作りやラジオの配信など、随時特典を追加していく予定です!

ふるえる書庫を作っていく過程でお手伝いしてもらったり、本棚のオーナーになってもらったり、イベントをサポートしてもらったり、主催してもらったり。いろんな方法でみなさんの腕をふるってもらい、ふるえる書庫を育む仲間になってもらえると嬉しいです。 「本」によって開かれる新しい場。 そんなふるえる書庫をどうぞ皆様よろしくお願い致します!

写真:©︎kazuyuki okada

コミュニティの詳細情報

コミュニティの概要

お坊さんが開くちょっと変わった書庫、古江町の「ふるえる書庫」です。

オーナー情報

daichi

協定中のコミュニティ


やまろくむら

  • メンバー数

    9人

  • 場所

    静岡県静岡市清水区蒲原3丁目19-28 志田邸奥の旧醤油蔵

場所

大阪府池田市古江町

行き方

阪急電車 池田駅下車 → 阪急バス(中川原駅下車) あるいは池田駅からタクシー利用で12分程度

参加する

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