逃げBar 雲隠れの村


  • メンバー数

    11

  • 公開日

    2022年06月09日

  • 場所

    神奈川県横浜市神奈川...

  • コイン

    EXIT

  • コミュニティの紹介

  • コミュニティの詳細

逃げれば?

そもそも「逃げること」とは何なのか考えました。嫌な感じのすることから去ること、捕らわれそうな何かの力が及ばない場所に身を置くこと、人それぞれいろんな解釈があると思いますが、自分は「星の視点から自らを見つめること」だと今は考えてます。「人は死んだら星になる」という寓話が好きなのですが、逃げようと思うときはまさに自らの命や人生を俯瞰した時に覚悟が決まるなぁと振り返っています。 ​ しかし、小学生の時は学校と家庭だけが世界だったように、日本しか知らなければ日本だけが世界のように、世界は自らの意識の範囲でできていて、ゆえにその世界のルールは時折絶対のものと思ってしまい、自死しか逃げ道がないと考えてしまうことがあります。 ​

2018年、未成年の自殺者数が78年以降最悪の数値となりましたが、そのうち3割が学校の問題と言われています。もうどうしようもなく変わらないと思ってしまっている世界じゃない、もう1つの世界を感じられるような異空間を、異文化を、異場所を、誰でも気軽にふらっと入れる駅近の路面店、Cafe&Barのような形態でつくりたいとずっと考えていました。 ​ 都市はオンラインでも、オフラインでも人々の意識が吹雪のように吹き荒れていて、俯瞰して自らを見つめるには視界が不明瞭な現代です。逃げるためにはまず、吹雪から身を守る山小屋のような、何もないイマジネーションサンクチュアリが必要なように思いました。

それは本当は海や森や自然そのものがそういう機能を持っているのですが、そこまで行かずとも都心から30分圏内でノイズキャンセリングできる居場所を、ということで横浜につくることにしました。 命の終わりを考えてしまうような時、自分は音楽フェスが醸している自由が保障されているような空気に助けられていました。そこには人それぞれが自分の心地よさを大切にするからこそ、互いにケアしあうコミュニケーションがあって、人と人だけでなく自然との繋がりを感じて大切にする文化があって、当たり前に多様で、フェアで、それらを音楽が一体感をもたらして繋げてくれる、そういう逃げ場でした。 そして逃げBarも、そういう逃げ場です。 今は世界が真っ黒にしか見えないかもしれないけど、いつだって世界は真っ白で、選択肢は無限にあることを感じられる真っ白な空間にしたいという想いを込めて「White Out」という名前にしました。

前に進んでも後ろに進んでも、どれだけ登ってどれだけ落ちたって、世界は拡張されていきます。どこに進むべきかなんて、人類何万年の歴史の中で誰1人証明できていないし、きっと分かりません。諸行無常、盛者必衰の理の中でただただ動き続けること、バイオリズムそのものが命を規定し、世界を世界たらしめているのではと思います。 ​ 逃げることは恥でもなければ後退でもない、退化でなければ負けでもない。僕らを僕らたらしめる行為として尊重して、普通に選択できる選択肢としてパブリックとリレーションしていける場が逃げBarです。

はじめまして

はじめまして ”体験作家”というコンセプトで主に音楽フェスのプロデューサー、クリエイティブディレクターをしていますアメミヤユウと申します。体験作家、というのは仮想の世界の物語を小説として書き、その世界を1日だけフェスとして現実の体験に表現する、というコンセプトで、造語です。 仮想世界と現実を混ぜ込みながら、何が現実なのかよく分からなくなる体験をつくっています。

今回、逃げBarという場を共に開いてくれる仲間を募集しています。 出来るだけ多くの方にこの場を知ってもらい、1人でも多くの方の逃げ場になれればと思っています。 逃げBarは現在1日店長制を設けて、多様な面々と共に店を切り盛りしています。 このコミュニティでは多様な1日店長たちそれぞれが提供できる様々なギフトを受け取ったり コミュニティの中で仲良くなってくれば1日店長としてお願いすることも出てくると思います。

逃げBarがより多くの人たちに届くために、この場が存続していくために、仲間になってください。 ご参加お待ちしています:)

逃げBarで撮影された作品の1部をご紹介

コミュニティの詳細情報

コミュニティの概要

見渡す限り真っ白な逃げ場。日替わり店長制のカフェ&バー、レンタスペースとして多くの方にご利用いただいています。 場所は横浜駅から1駅の三ツ沢下町駅より徒歩1分。1階の路面店で、76㎡の面積があります。 白一色の空間は都市に吹き荒れる意識や情報をノイズキャンセリングし、真っ白な自分に戻ることができます。 逃げるための仕組みとして、逃げ場情報を交換する逃避交換日記があったり、逃げきるための情報を集めた本棚があったり、棺桶に入って臨死体験をすることもできます。 ここは「雲隠れの村」として多様な1日店長たちや場と逃げあい、繋がりあう、コミュニティです。 コワーキングスペースとして逃げBarを使っていただけたり、多様な店長たちが提供する様々なギフトを逃げBar独自のコイン「EXIT」を使って受け取ることができます。またコミュニティ限定のイベントやミートアップも開催していく予定です。 逃げBarの詳細はこちらから https://www.nigebar.com/

オーナー情報

アメミヤユウ

協定中のコミュニティ
場所

神奈川県横浜市神奈川区 松本町6-45-4 市川ビル1階

行き方

三ツ沢下町駅(ブルーライン)松本町6丁目方面出口より徒歩1分 反町駅(東横線)より徒歩10分 ​横浜駅より徒歩20分

参加する

  • 申請する
  • 申請する