コミュニティの紹介
コミュニティの詳細
わたしたちは、誰かが目を輝かせて、自分の「ワクワク」について語っている姿が大好きです。 そこで、誰もが「ひと棚オーナー」として自分の「好きなもの」や「ワクワクするもの」を表現し、その棚を見た人と交流したり、共通の趣味を見つけて一緒に遊んだり、おススメのものを販売したりできるお店を作りました。 それが『貸し棚 おうみや』です。 棚に置くものの基準は、「あなたのワクワク」。 好きな本や絵画、趣味の道具や、手作りのお菓子......日替わりもOK!
『貸し棚 おうみや』は、元々「近江自転車店」という 自転車屋さんだった築80年の建物をリノベーションして生まれました。 ガラス戸の看板文字や、作り付けの木製棚、囲炉裏など 風情を感じるしつらえは、できるだけそのまま活かすことで ここならではの、ゆったりした空気感を大切にしたいと思っています。 温故知新で、多様なモノとの出会いに、きっとあなたもワクワクするはずです。
この建物が空き家になる前は、90代の女性が一人暮らしをしながら 店先にお花を沢山育てて町ゆく人を楽しませたり、 和室でお茶をふるまったりと、人々の集う憩いの場だったそうです。 そんな、これまでのこの場を知っている方からお話を聴いたり、 その時を懐かしんでくださる近所の方とお茶をしたりと、 これまでのストーリーを今と未来に引き継ぐ場所にしていこうと思っています。
『貸し棚 おうみや』があるのは、秋田県 五城目町のメインストリート「朝市通り」。 この町は山と海の間に位置し、朝市は500年以上続く交易の場として人や文化を受け入れて来ました。 月に10回以上開かれる朝市は、漬物、野菜、お花など日用品の買い物ができますが、それだけではなく、挨拶をしたり近況を確かめ合ったりと、人と人が繋がる拠点ともいえます。 さらに、日曜日と朝市が重なる日は『ごじょうめ朝市plus+』と称して、子どもから大人までさまざまなチャレンジショップが立ち並ぶため、町内外からのたくさんの人々で賑わいます。
わたしたちはコロナ只中の2021年に、東京から移住して来ました。 「人が好き」という理由で移住した当初は、この町のことをほとんど知らない状態でしたが 町の人の「好き」「ワクワク」を教えてもらうなかで「暮らし」の遊び方を知りました。 春には、山菜の料理法を教えてもらったり 夏には、近所の方と渓流釣りに出かけたり 秋には、野鳥博士と一緒に鳥の観察をしたり 冬には、森山の山頂からソリで滑って遊んだり 誰かの「ワクワク」の語りに耳を傾けると、そこには多様な「世界」が広がっています!
『貸し棚 おうみや』の楽しみ方は、ひとそれぞれ。 入口に広い土間があり、そこに沢山の「世界≒棚」が広がっています。 そのため、人々が自由に出入りし、それぞれの「世界」を楽しめる空間になっています。 そして、靴を脱いで一段上がると、畳の部屋と杉板の床のお部屋があります。 お食事の持ち込みもウエルカムで、ゆったりと過ごすことができます。 また、広いキッチン、ボードゲームなども用意していますので、老若男女問わず一緒に遊びましょう!
そんな、あなたの見ている「世界」を表現できる「棚」は2種類。 それは「趣味の棚」と「チャレンジショップの棚」。 「趣味の棚」は、あなたの「好き」なものを展示したり、あなたがシェアしたいものがあれば 図書館のように、訪れる人が手に取ったり、無料で貸し出したりすることができます。 「チャレンジショップの棚」は、あなたの「好き」なものやおすすめのものを宣伝したり、 小さなショーウィンドウとして、商品販売の場として活用したりすることが出来ます。
『貸し棚 おうみや』は、「棚オーナー」のみなさんやこの場を訪れる方々と一緒につくる場ですが、 言い出しっぺとして、この場を運営するのは、住民主体のまちづくりの伴走者「集落支援員」の八嶋美恵子(社会福祉士)と、 地域の病院で内科医として働きながら、まちに飛びだし活動する漆畑宗介(総合診療医・コミュニティドクター)の夫婦です。 また、今年の2月に生まれた生後8か月の息子も、みなさんにお世話になりながら、一緒に活動しています。
また、この家の「家守」として、ボードゲームで人と繫がるのが好きな美大生、竹内大知が 制作活動をしたり、ボードゲーム作りワークショップをしたり、子どもたちと遊んだりしながら、常駐してくれています。
さらに、空間デザインの担当として、秋田の美大卒業生 高橋琴美が 『貸し棚 おうみや』ならではの人のおもてなしの仕方、対話を生み出す場の仕組みづくりを一緒にしてくれています。
新しいようで、懐かしさも感じるお店『貸し棚 おうみや』。 「ワクワク」を原動力に、「やってみたい!」や「知ってほしい!」など 小さなチャレンジや冒険を全力で応援するあなたの仲間でありたいと思っています。 この場所から、一緒に楽しい日常と、ちょっとしたチャレンジを積み重ねた先には、予想を超えた未来が待っているかもしれません。 あなたの表現する「ひと棚」に出逢えることを心待ちにしています!
コミュニティの概要 | 秋田県五城目町にある『貸し棚 おうみや』の「ひと棚オーナー」になりたい方向けのコミュニティです。 ◇オーナーに向いている方 純粋に「好き」や「ワクワク」を表現することを楽しめる方。また、誰かの「ワクワク」を知ることに価値を感じられる方。 この場所でおすすめのモノ・コトの広報や販売することはもちろん大歓迎ですが、ここだけで収益を大きく上げていきたい方には、あまりおすすめできません。 ◇お店のオープン時間 基本的には、水曜日と日曜日の10時~17時にオープン予定です。 ほかの曜日にお店番をしてくださる方がいる場合や、イベントなどの際には適宜柔軟に対応します。 ◇棚の利用期間 基本的には1年間のご利用を見据えた、1か月単位でのお支払いシステムとなります。申込みの解除をされたい場合には、その月の10日までにご連絡いただければ当月末日、11日以降にご連絡いただいた場合には翌月末日に解除できるものとします。ご連絡がない場合には、自動更新となります。 ◇「趣味の棚」に陳列できるもの 原則、何でも構いません。書籍・雑貨・食品など、ジャンルは問いません。ただし、管理者が不適切と判断したものに関しては、陳列をお断りすることがあります。 ◇「チャレンジショップの棚」に陳列できるもの 原則、何でも構いません。ただ古物商の許可を得ていないので、中古品の販売は出来ません。新品、手作りであれば書籍・雑貨・食品などジャンルは問いません。ただし、管理者が不適切と判断したものに関しては、陳列をお断りすることがあります。 ◇イベントの実施 希望する方は、『貸し棚 おうみや』のスペースを活用してイベントを企画運営いただくことも可能です。 (ただし、内容については、事前に管理者にご相談ください。不適切と判断した場合は、企画をお断りすることがあります。) ◇食品販売について 「チャレンジショップの棚」では食品も販売いただけます。ただし販売食品は、保健所の許可を得た製造所で作ったものである必要があります。 ◇商品の売上に関して 原則的に「チャレンジショップ」出店者の責任で管理していただくことになります。詳細は契約時にお伝えいたします。 ◇商品の破損・盗難に関して 管理者側がお店を管理し、基本的な防犯のための措置は施しますが、万が一商品が盗難・破損された場合は、保証等はできかねます。高価な商品等の展示・販売はお控えください。 ◇「棚」の管理 「棚」は、ご自身のコンセプトに合わせてカスタマイズすることができます。事前に管理者にご相談ください。 ◇規約について 規約内容は実際の運営を通して変更される場合があります。変更の際は事前に告知いたします。当初の規約から変更となった場合でも、原則として1ヶ月ごとの更新のため、規約が変更された翌月からは本規約に同意いただいたものとみなします。 ◇ご利用開始までの流れ 「参加申し込み(シェアビレッジアプリフォームまたは口頭) → 規約/申込書の確認と記入(メールまたは対面受け渡し)→ 規約/申込書の内容読み合わせと申込み成立(対面推奨/オンラインも検討可能)→ 利用開始」 |
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オーナー情報 | うるしー |
協定中のコミュニティ | |
場所 | 秋田県南秋田郡五城目町下タ町234‐3 |
行き方 | 八郎潟駅からバスで五城目バスターミナルまで行き、そこから徒歩7分です。 秋田駅から、車で40分ほどのところにあります。 |